2020.07.26
皆さん、こんにちは。
前回のつづきです。
まだ、前半部分を見て頂いてない方は、
こちらから、お願い致します。
前回のおさらいですが、
注文住宅を検討する際、こだわっているトップ3が
①『価格』
②『間取り』
③『住設』
と伝えたと思います。
それも大事ですが、
住宅『性能』もこだわった方がいいともお伝え致しました。
ですので本日は、『性能』の事を少し話をさせて頂きます。
皆さんは、『住宅性能』の事はどれだけ知っていますか。
私たちのところへ相談に来て頂いたお客様に、同じ質問を
したところ、多くのお客様が、
『えっ?住宅に性能とかあるのですか?』
と聞かれるので、
『はい、あります!』
という会話が結構多いです。
住宅性能を表すので、一番ポピュラーなのは、
・耐震等級
・バリアフリー等級(高齢者配慮対策等級)
などなど、
その住宅が、『長期優良住宅基準』を上回っているか
どうかを明示するのが一般的でした。
多分、『長期優良住宅』という言葉を聞いたという方は結構いると
思います。
ただ、この『長期優良住宅』が制定されたのは、
およそ10年前の平成20年に制定された、少し古い基準となっております。
これから新築を検討されている方は、
この『長期優良住宅』基準の住宅を目指す、
のではなく、この基準を上回る家を作ることを『強くおすすめ』します!!
ちなみに、この基準を満たす住宅は、平成29年度の統計で
沖縄県で、約120棟でした。
新築住宅の着工数は、3000棟ぐらいですので、全体の4%ぐらいしか基準を満たしていませんでした。
なぜこんなにも着工数が少ないのかというと、一この基準をクリアしたことによって得られるメリットを感じられないのが一番だと思います。
『長期優良住宅』のメリットとして、
・住宅ローン金利が優遇(安くなる)される。
・固定資産税が安くなる。(5年)
・将来的なメンテナンスが安価になる傾向。
・資産的価値が上がる
というように、メリットが多数ありますが、その分工事費が上がった
り、建てる側のノウハウが無い為、多くの人達が、
『普通のお家』を建てる傾向にあります。
中には、お家の性能を知らず、『工事費が高い性能が普通のお家』を
建てている方もいます。
現在、住宅を検討されている方、もしくは現在計画中の方々、
『皆さんのお家は性能は、大丈夫ですか?』
と質問をしたいです。
家の『中身を知らず』に契約するのは、絶対に後悔しますので、是非このブログを読んでいただけたら、一度御検討頂けると幸いです。
またまた、長くなってしまったので、また後日性能の話をさせて頂きます。
性能を表す、『数字』についてお話させて頂きます。