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2020.07.28

せっかく注文住宅を検討したのに。。。後編

せっかく注文住宅を検討したのに。。。後編1

皆さん、こんにちは。

 

 

『住宅の性能』についてですが、

今回で、まとめていきたいと思います。

 

前編と、中編はこちらから、

せっかく注文住宅を検討したのに。。。前編

 

せっかく注文住宅を検討したのに。。。中編

 

では、前回のおさらいですが、これから住宅を新築する方は、

『長期優良住宅』基準を超える住宅を新築することを

『強くおすすめ』致しました。

 

 

では、『長期優良住宅』基準を超える住宅を新築する為に、

重視しないといけない項目は何でしょう?

 

それは、『住宅の省エネ』性能です。

 

化石燃料の枯渇・労務費の上昇でこれからますます光熱費が

高騰すると思われます。

 

ですので、なるべくエネルギーを消費しない住宅を造っていかないと

将来に対して不安が残る住宅となってしまいます。

 

住宅の省エネ性能を上げるためには、住宅の断熱性能を上げる

必要があります。

断熱性能を上げ、夏は外からの熱を遮断。

冬は、内部からの熱の流失を防止。

 

そうする事によって、

夏涼しく・冬暖かな住宅となり、エアコンなどの気温もそれほど下げ

なくてもよくなり、光熱費を抑えることになります。

ですので、これかの住宅は、『省エネ性能を意識した住宅』を建てる

必要があるのです。

 

しかし、断熱材をただ設置しただけでは、ダメです。

断熱材は今の住宅でしたら、ほぼすべての住宅で取り付けていると思います。それでは、『普通の性能の住宅』と変わりはないのです。

 

断熱性能を上げるために必要なところは、下記に記載させて頂きます。

・窓サッシの性能を上げる。

・断熱材の種類も把握する。

・高気密を確保する。

・換気計画を確実に行う。

 

この4つは絶対に外してはいけない項目となります。

 

この4つの事はそれぞれ後日詳しく紹介させて頂きます。

 

また、住宅性能の数値の方も確認致しましょう!

 

 

国が提示している沖縄県の住宅の省エネ基準は、

ηAc値で、3.2

です。

 

・・・・・・・・

 

なんです?その数字?

 

という、感じだと思います。

 

この数字は、どれだけ夏に熱斜を入れるかを表す数字と

なっております。

数字が低ければ低いほど、熱を『取り入れない』値となります。

つまり、涼しいお家という事になります。

これは、建物の『外皮計算』で表すことが出来ます。

この計算がとても複雑で、正直に言えばすごく手間が掛かります。

これが『外皮計算』を実際に行っている工務店は、おそらく沖縄県

では、10社~20社ぐらいだと思います。

名護市付近、つまり北部エリアでは、2~3社ぐらいで、

多くの住宅会社、工務店では対応出来ていないと思います。

 

ちなみにηAc値、基準は3.2以下ですが、

普通のRC造のお家で、6.0以上

普通の木造住宅で、4.0ぐらい

です。

この数字を見てわかるように、

RC造の住宅より、木造住宅の方が数値上は涼しい住宅になります。

多分、皆さんの中にも住宅会社に行って

『木造住宅は涼しいですよ』

などの説明を受けたと思いますが、多くの営業さんが

『木造は呼吸するから涼しい・コンクリは蓄熱するから暑い』

と感覚的に言っているだけで、この数字のことを知らない営業の方

もいると思います。

つまり、ηAc値が低ければ低いほど涼しい住宅となるという事が

この数字で分かって頂けたと思います。

 

これから住宅を新築される方は、

ηAc値 3.2以下の住宅を建てましょう!!

 

ちなみに、この省エネ基準は、現在あくまでも任意であって義務では

ないのですが、2030年度では、義務になる予定の基準と

なっております。ですので、この基準を満たしていない住宅は、

2030年には資産価値が無い住宅となります。

ですので、今の内に基準をクリアするお家を建てましょう!

 

私達、R+house名護が手掛けている住宅は、

このηAc値 3.2を大きく下回る住宅を手掛けております。

 

高気密高断熱高性能住宅を是非御検討下さい。

 

ちなみに、ηAc値ですが、今年(2020年)数値の改正がありました。

 

3.2  (改正前)

 

6.7  (改正後)

 

となりました。

 

低ければ低いほど、涼しい住宅。

 

つまり、住宅性能が悪くなっているという事です。

 

この背景は、多くの工務店が断熱・外皮計算のノウハウが分からない

ことで、対応出来ない事と。

沖縄県はRC造の住宅がメインなので、RC造の住宅では、

3.2以下をクリアすることは難しいという理由でした。

確かにRC造は省エネ住宅に不向きなのですが、クリアは出来ます。

 

実際に、沖縄県の工務店の中には、RC造の省エネ住宅を

全国初省エネ基準をクリアした会社がありますので、

無理なことはないのです。

 

 

住宅会社・工務店が、省エネ住宅への取り組みが遅れると、

その影響を受けるのは、エンドユーザーの施主様なのです。

『性能のいい、良いお家に住める』のに

住宅会社によって、

『普通の性能のお家』に住む選択肢しかないのは、

とても悲しいです。

 

このブログをご覧の方々が、『性能がいい、良い住宅』を

建てて頂くことを強く願います。

 

色々と長々と申し訳ございません。。。

3回に分けたのですが、もっと伝えることがありますが、

この辺りで終わりたいと思います。

 

住宅の省エネについて御興味がある方は、

是非私達にお申しつけ下さい。

 

お問い合わせはこちらから、

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