RC造とは、鉄筋コンクリート造(Reinforced Concrete Construction)の略で、鉄筋によって補強されたコンクリートという意味です。
柱や骨組みなどの主要な構造部分を鉄筋で組み、その周りを型枠で囲み、コンクリートを流して建物をつくります。
木造は、柱や梁などの主要な構造部分が木材でつくります。
それぞれのメリットとデメリットを比較していきましょう。
コンクリートは不燃材料のため、熱に強いです。
鉄筋自体は熱に弱いですが、周りをコンクリートに覆われているので、鉄筋を守ってくれます。
燃えにくいので、周りの家に火が広がることを防いでくれます。
コンクリートは火があたっても、有毒ガスが発生しないので、火災の時、一酸化炭素中毒になるのも防いでくれます。
また、台風の多い沖縄県では、建物自体の重量があり、風に強い強度があるRC造が主流です。
コンクリートは強度が高いので、柱を少なくして、広い空間も作ることができます。
曲線がある建物もRC造であれば、デザインしやすくなります。
コンクリートの性質上、劣化しにくいので、メンテナンスの回数は抑えられます。
劣化や地震でひび割れしても、補修材などで直すことができます。
耐用年数も長くなり、快適な生活ができる期間は長くなります。
デメリットは次回!